海外の展示会で通訳さんが使えない!その時どうする?
いつもありがとうございます。
韓国ドラマをいつもスマホの小さい画面で見ていたので、Amazon Fire TVをAmazonでポチったら、すでに家のテレビのUSBにしっかりと刺さっていました(^_^;)。最近物忘れが激しすぎる宮坂珠理です。
ブログにアップする内容は忘れないように頑張りたいと思います(笑)
さて、今日はちょっと毛色の変わったお話です^^
「海外でのビジネスシーンに役立つ売り込み術の裏ワザ」をご紹介~♪
海外展示会は、日本製品を売り込む大チャンス!
私がプロデュースした化粧品ブランドKoiinaは、これまで日本国内のみの販売で展開してきましたが、
今回、ご縁あってアゼルバイジャンの展示会に出品することになり、先日koiinaとしては初めての海外遠征に行ってきました。この日のために着物をリメイクした洋服を持参!(このドレスも現地の方だけでなく、同じ出展社の日本人からも好評でした^^)
私たちは創業以来、テレビショッピングや電話を通じてお客様に商品をご紹介し、販売してきましたが、やはりコスメのような説明が必要なジャンルの商品は、Face to faceでお客様にお伝えするのが一番販売につながりやすいと思っています。なので、今回のような展示会は私たちにとってはまたとない大チャンス!!!だったのです。
アゼルバイジャンだけでなく、今世界的に日本のコスメや食品、着物などの需要は高くなっています。
「日本らしさ」を売りにした商品をお持ちの方にとって、海外の展示会に商品を出すことは、ビジネスチャンスを広げることができる絶好の機会であることは間違いありません。
海外展示会の一番の壁は「言葉」
たしかに、海外の展示会はチャンスの場かもしれませんが、そこには大きな壁があります。
「言葉の壁」です。言葉が通じなければどんなにいい説明をしたとしても、残念ながら相手には伝わりません。
そこで、多くの場合は通訳サービスを利用するという事になります。
海外展示会での通訳サービスの相場は、言語にもよりますがおおよそ1日5万円~15万円ぐらいです。(通訳を1人雇った場合)しょっちゅう海外に行ってバンバン交渉しているというエキスパートならわざわざ雇わなくても良いのかもしれませんが、多くの場合はこうした通訳サービスを利用して展示会に臨む方がほとんどではないでしょうか?
私たちも、今回はアゼルバイジャンという英語圏ではない国だということもあり、通訳サービスを利用することにしました。
通訳サービスの落とし穴にどっぷりハマる。
しかし。ここは海外。日本での展示会では起こりえないような大きなアクシデントが発生したのです。
それは・・・
担当していただいた通訳さんのレベルがかなり微妙だったこと
アゼルバイジャンは、日本ではあまり知られていない国ですが、トルコや台湾以上に親日国。日本語を学ぶ学生も多く、中にはほとんどネイティブレベルの方も多くいらっしゃいます。ですが、残念なことに今回私たちを担当してくれた通訳さんは、大変申し訳ないですが、ビジネスの場、ましてや専門用語が飛び交う化粧品の説明などはほとんど「使えない」レベルでした。
私は英語は話せますが、アゼルバイジャン語はできません。そして、現地のバイヤーさんもアゼルバイジャン語しかできない方がほとんどだったのです。
でも、こうした通訳さんが微妙だというアクシデント。結構展示会あるあるだったりしますので要注意ですよ!!
通訳さんが使えなくても、売上はV字回復!
通訳さんのレベルが微妙だと発覚した1日目。どうにか英語でなんとか説明して乗り切りましたが、残念ながら売上や問い合わせはゼロ。
せっかく遠路はるばるここまできたのに、お客様に伝えたいことのほとんどが伝えられないのは絶対に避けたい!!このままでは帰国できない!!
そこで私が導入したのがこちら↓
商品について伝えたいことをコンパクトにまとめて、それを翻訳してもらい、パワポで編集しました(^_^;)。このような内容を数ページ作成し、紙芝居方式で伝えまくる!!!!もちろん日本語で読み上げながらです!ただし!!棒読みではだめですよ!!伝えたいんだ!!という感情をこめて読み上げるのがポイント!対面式テレビショッピング状態を作り上げるのです。
この作戦が大成功!二日目にはブースに山のような人だかりが!商品の即売会も行いましたが、飛ぶような売れ行きでてんてこ舞いとうれしい悲鳴
海外でのビジネスには通訳さんは必須です!ですが、たとえ現地で通訳さんがいなくとも、創意と工夫で日本語で説明しながらバンバン物を売ることができますよ!