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TVショッピングは生放送のほうが売れる!?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
Shuri Miyasaka
アナウンサー歴20年以上。東京・関東を中心に「稼ぐ話術」のコンサルタントとして、自己紹介やコミュニケーションに関するセミナーを開催しています。 趣味は韓国ドラマを観る事。韓国ドラマを観すぎて今では韓国語で値切り交渉も可能なレベルに。
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いつもありがとうございます。毎朝寒すぎて布団から出るのに勇気がいる宮坂珠理です。
最近は自分の隣に9歳の娘を寝かせて湯たんぽ代わりにしています(笑)。

新学期がスタート、そして社会人のみなさんは初出勤から1週間ほどが経ちました。そろそろリズムに慣れてきたころでしょうか?
実はワタクシ、年末に人生初のインフルエンザにかかってしまい、年末年始休みの前半はずっと家にこもりきりでした。熱は1日で下がったものの、とにかくほかの人にうつしてしまうと大変でしたので、自室でひたすら本を読んだりテレビを見たりして過ごしました。
普段仕事をしているとなかなかじっくりとこうした時間がとれないので、かかったタイミングは別としてある意味怪我の功名だったかもしれません(‘◇’)ゞ
そんな訳で年末はテレビショッピングをじっくり見る時間もありまして・・・。まんまと魔の手にかかり、いろいとろ購入してしまいました(笑)。
やはり、テレビショッピングには人のお財布をこじ開ける「魔物」が住んでいますね~。今日はそんなテレビショッピングのオハナシです^^

 

 

テレビショッピングの種類

私が勤めていたQVCジャパンも、3時間半で1憶5千万円の売り上げをたたき出したショップチャンネルも、24時間の生放送をしているテレビショッピングの放送局です。現在、このようなショッピングチャンネル専門の放送局だけではなく、地上波やケーブルテレビなどで放送しているショッピング番組もたくさんあります。
テレビショッピングの種類としては、このようなものがあります。

・QVCやショップチャンネルのようなショッピング専門チャンネル
・キー局の深夜や番組内のコーナーとして設けられている番組
・地方局のショッピングチャンネル枠での番組
・ジャパネットなどの独自の放送局から発信されている番組
・ケーブルテレビ局でのショッピング番組

最近ではyoutubeで商品を紹介しているものなどもありますね。QVCやショップチャンネルのようなテレビショッピングと、youtubeを含むそのほかのものとでは、決定的な違いがあります。
それは、「放送すべてが生放送であるかどうか」です。
QVCやショップチャンネル以外はほとんどすべて「収録した番組」です。

 

なぜQVCやショップチャンネルは生放送なのか?

QVCやショップチャンネルも、15年ぐらい前に日本に上陸した当初は24時間生放送ではありませんでした。最初は朝から12時ぐらいまでの生放送で、深夜の時間帯は生放送を録画したものを放映していました。
実は、どちらの放送局ももともとはアメリカの会社で、本土では24時間の生放送が行われています。それはなぜかというと、アメリカは国土が広いため国内でも時差が存在するからです。日本には時差はないので、24時間の生放送にする必要はないのではないか?と、当時大分議論されていましたが、結局はアメリカと同じように24時間になりました。
でも、その理由はというと・・・・。アメリカに合わせたというところもあるのかもしれませんが、単純に「売れるから」なのです。

生放送だと売れる訳とは?

では、なぜ生放送だと商品が売れるのでしょうか?その理由は、人の購買心理をうまく利用した24時間テレビショッピングならではの特徴にあります。
人はどんな時にモノを購入しようと思うのでしょうか?

①その商品が自分の悩みを解決してくれそうと思ったとき
②その商品を購入することで得られる未来が満足できるとき

消費者の購買心理ではこのようなことがよく言われます。
もちろん、テレビショッピングもこれらの心理をくみ取った番組作りをしています。ですが、この2つの条件だけでは「生放送」の意味はありません。
以前の記事でも触れましたが、テレビショッピングでは、生放送の間にプロデューサーがリアルタイムのコール数や在庫を確認し、こうした情報を随時発信しています。

実は、このリアルタイムの情報こそが「生放送」の大きな武器なのです。人の購買意欲を掻き立てるもう1つの心理。それは「限定感」です。
「限定感」は購入を考えるお客様の背中を押してくれる「最後にして最強の武器」です。
テレビショッピングで、「注文集中」や「残り僅か」という表示を出すのは、コールセンターでの待ち時間を減らす目的もありますが、購入を考えるお客様の背中を押す役目でもあります。
前回の記事にも書いていますが、もちろんウソ偽り無く「本当の情報」での後押しです。
日本人は「限定」に弱いとよく言われます。

限定100個。
今しか購入できません!
今回を逃すともう購入できないかもしれません!
全国のみなさんが電話してますよ~!
商品残りわずかです!!

テレビを見ながらボーっとしている間に注文の電話が殺到し、どんどん在庫数が減っていく様子をリアルタイムで見せられると、どうでしょうか?
なんとなく良さそうだな・・・。でもまた今度でもいいかな?なんて思っていたとしても、思わず「急がなきゃ!」という気分にさせられてしまうのではないでしょうか?
こうした演出はリアルタイムでしかだせません。だから、テレビショッピングは「生放送」のほうが売れるのです。

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アナウンサー歴20年以上。東京・関東を中心に「稼ぐ話術」のコンサルタントとして、自己紹介やコミュニケーションに関するセミナーを開催しています。 趣味は韓国ドラマを観る事。韓国ドラマを観すぎて今では韓国語で値切り交渉も可能なレベルに。
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