LINE@登録でコミュニケーション力を測定してみよう

LINE@登録であなたのコミュニケーション力を測定してみよう

宅録ナレーションに必要な機材とは?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
Shuri Miyasaka
アナウンサー歴20年以上。東京・関東を中心に「稼ぐ話術」のコンサルタントとして、自己紹介やコミュニケーションに関するセミナーを開催しています。 趣味は韓国ドラマを観る事。韓国ドラマを観すぎて今では韓国語で値切り交渉も可能なレベルに。
詳しいプロフィールはこちら

いつもありがとうございます!宮坂珠理です。
今日は「宅録」に必要な機材についてのお話です。

そもそも宅録って?

宅録とは、自宅で音楽やナレーションを収録し、音声ファイルをクライアントさんに納品するお仕事のことです。

宅録ナレーションという言葉、中々耳慣れない言葉かもしれませんね。確かに、アマゾンなどで「宅録」というキーワードで書籍を検索すると、自宅で音楽の収録をするための本がほとんどです。「ナレーション」を自宅で収録するという文化は日本ではまだあまり浸透していないためなのかもしれません。
通常日本では、ナレーターや声優、アナウンサーなどがナレーションスタジオに出向いて収録をするというスタイルが一般的です。ですが、実は海外ではプロのナレーターであっても自宅スタジオでナレーション収録をしてクライアントさんに納品するという事は珍しいことではありません。
私もアナウンサー時代やフリーになってからも、プロのスタジオでナレーション収録のお仕事をしてきました。局アナ時代や20代30代のころにはたくさんあった仕事の依頼も、残念ながら年齢を重ねるごとに無くなっていきました。
そんな時に出会ったのがこの「宅録」のお仕事だったのです。

ナレーションの技術はあっても、どちらかというと機械オンチで、パソコンの操作方法や機材のことなどの知識は一切なかったわたしですが、友人に教えていただいたり、実際に機材をいじくりながら覚えていきました。かなり時間はかかりましたが、おかげさまで今では宅録で十分な副収入を得ることが出来ています。
これから始める皆さんの中にも、私のように機械オンチの方がいらっしゃるかもしれませんが、セミナーを受講していただきますと、私のように苦労することなく、時間をかけることなく最速で宅録デビューが可能です^^
もちろん、このブログの内容も是非参考になさってくださいね!

 

宅録ナレーションに必要なもの

 

しゅり
さて!宅録を始めるためには、まず必要な機材をそろえる必要があります。
窓際族佐藤さん
ですよね?でも、プロの機材って高いんじゃないですか?
しゅり
そんなに高いものをそろえる必要はないですので大丈夫ですよ!

音声収録用の機材=プロ用のモノ=高い!
というイメージがあるかもしれませんが、宅録に必要なのはプロ仕様のものでなくても大丈夫ですのでご安心ください。
ですが、始めるにあたって、無いとお仕事が難しいものもあります。

宅録に必要な機材は次のとおりです。

1.レコーダー
2.オーディオインターフェイス
3.マイク
4.ヘッドフォン
5.パソコン(編集ソフト)

では、1つ1つどんなものか見ていきましょう。

レコーダーとは?

レコーダーとは音声を録音する機材のことです。こちらは、私が実際に使用している、「Zoom H4n」というレコーダーです。
この機材にメモリーカードを挿入し、写真の中の赤いRECボタンを押せば録音ができます。
この機材には当たり前ですがすでにマイクもついていますので(写真の上のシルバー部分がマイクです)簡単に録音が可能です。
アマゾンなどで購入が可能で、こちらの機材は私が購入した当時中古で15,000円程度でした。
このモデルは古いバージョンですが、現在これの進化版がH4n Proという種類で発売されています。お値段は2万円程度です。
宅録を始めるときに、知り合いにこちらの機材をおすすめされ、購入しましたが、ここまで高額なものでなくとも録音は可能です。
お店に行くと様々な種類のレコーダーがあるかとおもいますので、お店の方に目的を伝えて選んでもらうというのもアリですね!

オーディオインターフェイスについて

オーディオインターフェイスとは、こちらの写真のような機材のことです。
「オーディオ」=音 「インターフェイス」=接点 という意味で、マイクやエレキギターなどの楽器と、パソコンをつなげる役割を果たす機材のことです。
マイクオーディオインターフェイスパソコンというような感じで、間にこの機材をはさむことにより、マイクの音声をパソコンに取り込むことができます。
パソコンに直接マイクを差し込んではダメなのか?と思いがちですが、パソコンのマイク機能はあくまで会話を録音するとか、スカイプで問題なく会話できる程度の音質しか保証されません。つまり、ナレーションの音声を「商品」としてクライアントに提出するには全く向いていないのです。ですので、直接パソコンに音声を取り込むためには、こうした機材も必要となります。
ですが、私のようにレコーダーで録音する場合はこの機材は必要ありません。

 

マイクについて

レコーダーにはマイクがついているので必要ありませんが、オーディオインターフェイスを使う場合はマイクも必要となります。
マイクには上のような2種類があり、それぞれ特徴が違います。

特徴 おすすめシーン 価格
ダイナミックマイク ノイズをあまり拾わない

電源を必要としない

耐久性に優れている

カラオケボックス

演説

全体的な音を拾いたいとき

数千円から2.3万円程度
コンデンサーマイク 感度が高く、幅広い周波数の音を拾う事ができる

電源供給が必要

湿気などに弱く、取扱いが難しい

高音質の録音

自然音など繊細な音を収録する時

1万円以下のものから数十万円のものまで幅広い

プロの収録スタジオでは完璧な防音環境が整っていますので、コンデンサーマイクがつかわれている場合が多いですね。ですが、自宅などでの宅録ナレーションの場合は、車が通る音など周りの必要ない音まで拾ってしまいやすいので、スタジオ並みに環境が整っていないのであれば、コンデンサーマイクのほうがいいかもしれません。

 

ヘッドフォンについて

こちらはナレーション収録や編集作業には絶対に欠かせないアイテムです。こちらは私も使用しているもので、オーディオテクニカのプロフェッショナルモニターヘッドフォン ATH-M20xです。
ヘッドフォンには、モニターヘッドフォンとリスニングヘッドフォンの2種類があります。リスニングヘッドフォンは、みなさんが普段音楽や動画などを見るときに使うヘッドフォンで、主に音楽や音声を心地よくに聞くためのものです。
一方でモニターヘッドフォンとは、音の変化などををモニタリングする目的のものです。ノイズなどを聞き取ったり、反響音が無いかなどを確認するために使用します。
宅録ナレーションで一番気を付けなければならないなのは、ノイズの除去や、反響音などの音質に影響を与えるものですので、収録した音声をこのようなヘッドフォンで聞き返して音の微細な変化を確認する必要があります。

 

音声編集ソフトについて

最後に音声編集ソフトです。私が普段使用しているのが上記の2種類、いずれも無料で使えます。
パソコンにこうした音声編集ソフトを入れて、このソフトでノイズの除去や、間違えてしまった所を削ったり、バックミュージックを加えるなどの作業をすることができます。

このように、宅録に必要な機材はいくつかありますが、それぞれそんなに高価なものは必要ありません。最初は最低限の機材でOK!
私も最初は本当に宅録がお金になるのか分からなかったのであまり初期投資をしたくありませんでした(笑)
ですので、レコーダーも中古で購入していますし、ヘッドフォンなどもネット通販のポイントを上手く利用して安く購入したりしました。
レコーダーなど一式購入しても、2万円弱ぐらいです。
宅録機材は、仕事を始めるのには絶対に必要ですが、高価なものは全く必要ありませんよ!

 

 

あなたは何タイプ?
LINE@登録で、あなたのコミュニケーションタイプを診断いたします。
コミュニケーション診断

この記事を書いている人 - WRITER -
Shuri Miyasaka
アナウンサー歴20年以上。東京・関東を中心に「稼ぐ話術」のコンサルタントとして、自己紹介やコミュニケーションに関するセミナーを開催しています。 趣味は韓国ドラマを観る事。韓国ドラマを観すぎて今では韓国語で値切り交渉も可能なレベルに。
詳しいプロフィールはこちら

Comment

  1. 小原英史 より:

    はじめまして。興味深く読ませて頂きました。
    素人ですが、在宅ナレーターに興味があり、機材を揃えようと思ってます。
    ご紹介頂いたレコーダーは使用せず、マイクとオーディオインターフェースにパソコン繋げて、PCアプリのボイスレコーダーで録ることも可能ですか?で、録ったデータをメールで送信という納品でも大丈夫でしょうか?
    教えて頂けると幸いです。

    • Shuri Miyasaka Shuri Miyasaka より:

      はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      はい、大丈夫だと思います。
      私はこれまで使った事がないのでハッキリとは言えませんが、その方法で納品しているナレーターさんもたくさんいらっしゃいます。
      その場合でも、レコーダーを使用する場合でも、録音環境を整える事が大事です。
      私の場合は1畳ほどのクローゼットで収録しており、パソコンを置くスペースもない事から、ずっとレコーダーで収録した音声をパソコンで編集し、メール等で納品しています。
      納品方法はクライアントによって違いますので、その都度確認された方が良いと思います。

  2. 藤川真澄 より:

    初めまして。
    藤川真澄と申します。
    とてもわかりやすく宅録ナレーションについて解説くださり、ありがとうございます。
    珠理さんのナレーション術のページなども興味深く拝読させていただきました。

    わたしはプロではありませんが、インターネットTVのドキュメンタリー番組のナレーションの経験があります。
    また現在毎月インターネットラジオで朗読をさせていただいております。
    朗読やナレーションが大好きで、ぜひ宅録ナレーションにチャレンジしてみたいと思っています。

    いくつか質問させていただきたいです。
    珠理さんはレコーダーを使用して収録をされているということですが、
    レコーダーはどれくらいのノイズを拾いますか?
    コンデンサーマイクやダイナミックマイクですとどちらに近いですか?
    そしてマイクに劣らない高音質で収録できるということでしょうか?
    また収録の際は、マイクですとスタンドに立てて使用できますが、レコーダーの場合は手で持って原稿を読みながらされているのでしょうか?
    現在レコーダーは自分の練習用のものなら持っていて使用していますが、収録に耐えうるほどの音質はありません。
    マイクとインターフェイスを購入するよりも、レコーダーの方がリーズナブルにできそうかな、と考えております。

    たくさん質問してすみません。。
    恐れ入りますが、お返事をいただけましたら感謝です。

    • Shuri Miyasaka Shuri Miyasaka より:

      藤川様
      ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
      ご質問について回答いたします。
      まず、ノイズの事ですが、収録環境に左右されると思います。
      それは、レコーダーでの録音でなくとも一緒です。
      私は録音をするとき、それ専用に自作した簡易スタジオで行っております。
      (スタジオといっても、1畳ほどの納戸スペースです。)
      簡易スタジオ内は、音の反射を防ぐために壁にタオルなどをかけています。
      多少のペーパーノイズ等ははいりますが、基本的には録音したものをサウンドエンジンなどを使って整音していますので、
      ノイズがない状態でクライアントさんに納品できております。
      コンデンサーマイク、ダイナミックマイク等を使用していないので、違いはよくわかりませんが、
      少なくとも作品として納品できるレベルの音質になっております。
      私の使用している機材はzoomH4nというものですが、こちらは本体の裏側にマイクの柄を付けられるようになっていますので、
      普通のマイクと同じようにマイクスタンドに差して録音が可能です。
      ちなみにお値段ですが、現在zoomH4nproというものにバージョンアップされており、おおよそ2万円ぐらいかと思います。
      ご参考までに。

  3. 藤川真澄 より:

    珠理さん
    お忙しい中早速のお返事ありがとうございます!

    そうですね。やはり録音環境を整えることが第一ですね。
    わたしも小さなクローゼットが最適かと思っています。(服がギュウギュウに詰まっていますが)
    マイクスタンドに差すことができるんですね。
    zoomH4nproの情報もありがとうございます。
    調べて検討してみます!

    ありがとうございます。

  4. 原田 より:

    こんにちは 私は原田というものです
    私は普段はある事務所に所属しながら
    芸人、役者をやっております
    しかし強烈に売れていないので食えていません

    私は数年前に一度だけ地上波のドキュメンタリーの番組でナレーションをやらせていただいたことがあります

    どちらかと言うと声はいい方だと思ってるので録音してる時は自画自賛でしたがオンエアを見て(聴いて)全然初心者だしまだまだだなと思いました

    しかしそれ以来ナレーションていいなと心の中に咎めておりました

    このコロナ禍で周りの芸人や役者は YouTube や配信ライブなどに力を注いでいますが私はあまり興味がなく何もせずに時間を持て余していました

    しかしきっかけは忘れてしまいましたが宅録ナレーターのことを知り是非やってみたいと思いネットで色々検索してみました

    ただ私は本当に機械音痴で「録音のときのマイクは‥」「パソコンは‥」と記してあっても何が何だかさっぱり分かりません

    そんな時宮坂様のこのページを見て、他の宅録ナレーターの方のページは色々ありますが宮坂様だけ顔も出てて質問されてる方のコメントにも誠実にお答えしてるのを拝見して私も質問したいと思いコメントを出させて頂いてる次第であります

    私の自宅にはパソコンは無くiPad とスマートフォンしかないのですが宅録ナレーターになるのは可能でしょうか

    そして宮坂様のページにセミナーを受ければすぐできると書いてありますが是非宅録ナレーターになるためのセミナーがあれば多少機械に精通している妻と一緒に受講したいと思いますが実際に宅録ナレーターになるためのセミナーはあるのでしょうか(検索したらなかったため)

    他の方のコメントに比べあまりにもレベルが低くて申し訳ありません ご多忙だと思いますので本当にお時間がある時で構いませんので教えていただけたらと思います 長々とすいませんでした

    • Shuri Miyasaka Shuri Miyasaka より:

      原田様
      コメントを頂きまして、ありがとうございます。
      まず、”私の自宅にはパソコンは無くiPad とスマートフォンしかないのですが宅録ナレーターになるのは可能でしょうか”
      とのことですが、今はipadでも音声編集ができるアプリなどが有るようですが、
      私はパソコンを使っての音声編集しか行ったことがないので詳しいことはわかりかねます。
      ただ、ipadで音声編集をするにしても、元の音声データはレコーダーを使用したものでないと、
      音声的には厳しいと思います。(スマホなどでの録音データは商品としては納品できません)
      宅録ナレーションの素材は「商品」ですので、お客様が求めるクオリティーのものが納品できなければ
      仕事にはなりません。
      そういった意味で、携帯とipadだけでは商品としての納品は難しいと思います。
      また、セミナーに関するご質問ですが、現在公に募集を行っておりません。
      LINE@にご登録いただけましたら、そちらのほうで詳しくお伝えいたします。
      どうぞよろしくお願いいたします。

藤川真澄 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© OFFICE・SHURI , 2019 All Rights Reserved.