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印象に残る声、伝わらない声。

 
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Shuri Miyasaka
アナウンサー歴20年以上。東京・関東を中心に「稼ぐ話術」のコンサルタントとして、自己紹介やコミュニケーションに関するセミナーを開催しています。 趣味は韓国ドラマを観る事。韓国ドラマを観すぎて今では韓国語で値切り交渉も可能なレベルに。
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いつもありがとうございます。話し方講師の宮坂珠理です。
インフルエンザ、流行っていますね~。ついに娘のクラスも学級閉鎖です。
かくいう私も年末にがっつりインフルエンザにかかってしまい、大掃除も年賀状の準備もできないままとなってしまいました。
東京地方のこの時期は、ほとんど雨が降らず、毎日空気がカラカラに乾いています。インフルエンザがより蔓延しやすい環境ですし、喉を枯らしたりと「声」にも影響するので注意が必要です。

さて、今日はそんな「声」のお話です。

 

「伝える事」と「話をする事」はイコールではありません。

よほど人と隔絶された環境にいる人以外は、みなさんは毎日無意識のうちに人と話すことによって「声」を出しています。
声を出して話をするということは、息をするのと同じぐらい自然なことです。ですので余計に「声」や「話し方」について普段から気を配っている人は少ないかもしれません。
ですが、ただ「話をする」ということと、「伝える」ということはイコールではありません。
そしてまた、「伝える」ということと、「伝わる」ということもイコールではありません。
一番大事なのは、「自分が何を伝えたかという事よりも、相手に何が伝わったのかという事です。

 

相手に伝わらない話し方

「自分では伝えたつもりでも、伝わっていないことが多い」
「何度も聞き返される」
そんな場合に考えられる原因は下記のものが挙げられます。

・滑舌が悪い
・ことばがスムーズに出てこない
・早口になってしまう
・1文が長くなってしまう
・声が小さい
・えー、あのー、などの「雑音」が入ってしまう

何度も聞き返されるのは、滑舌が悪い、または声のボリュームが小さすぎるなどが原因です。また、緊張することにより、ことばがスムーズに出てこなかったり、早口になってしまうという事が挙げられます。
「1文が長くなってしまう」「メリハリのある話し方ができない」場合には、話す内容が整理できていない事が多いです。
最後の「雑音」ですが、これは話す内容を話しながら考えているときに出てしまいます。

いずれの場合でも、聞き手の立場からすると、「伝えようとしている内容」よりも、それ以外のところに気を取られてしまうので「伝わりにくい」状態になってしまいます。

 

印象に残る、伝わる話し方とは?

では、反対にどのような話し方が「伝わる話し方」なのでしょうか?

・明るい声
・ハリのある声
・ことばが明瞭である
・キーワードがしっかりと伝わる
・伝え方にメリハリがある
ご自身がどのような話し方をしているのかは、普段の生活ではなかなか気づきにくいものです。
携帯電話のルス電や、スマホのボイスレコーダーなどに自分の声を録音し、改めて聞き直してみると、意外な特徴に気付くはずです。

まず、ハリのある声は、腹式呼吸を練習することによって出せるようになります。こちらの記事を参考に、練習してみてください。

次に言葉の明瞭性ですが、こちらは滑舌の練習です。

日本語は「あいうえお」の母音と、子音から成り立っています。
それぞれの音を出すときに、上の画像のような口の形を意識しながら発音することによって、1音1音が粒だって聞こえるようになります。
アナウンサーは毎朝「あえいうえおあお」などの発音練習を50音すべて行っていますが、みなさんはそこまでしなくても大丈夫です。
あ行~わ行までの中の、苦手だな~。と思う行を中心に、まずは母音を意識して毎日2回繰り返して言う練習をしてみましょう。
大きな声で練習する必要もありません。ぶつぶつと独り言を言うような感じでも十分滑舌の練習になりますので、試してみてくださいね。

キーワードをしっかりと伝えるには、伝えたいキーワードの前に少し「間」をとることを意識することで解決します。
例えば次の文章を1200円というキーワードを意識しながら読んでみましょう。

”今回ご紹介したこちらの本、お値段は1200円です”
この場合は、「1200円」の所の前でワンテンポ「間」を開けるとより1200円の所が際立ちます。
”今回ご紹介したこちらの本、お値段は(1秒の間)1200円です”
通販番組で有名なジャパネットタカタの高田社長の商品紹介で、お値段を言うときは、必ずこのテクニックを使っています。しかも、彼の場合はそのお値段部分をボリューム抑え目で伝えていることに、さらなるテクニックがあります。
普通ならば、1200円のところをトーン高め&強めに発音して目立たせることが多いのですが、これをボリューム抑え目にいう事で、聞いているひとが「え?今いくらって言った?」と、一瞬ひるむのです(笑)。人は、いくらなのかわからないととても気持ちが悪いもので、その一瞬に生まれた小さな疑問を解決するために、結局高田社長の話を最後まで真剣に聞いてしまうのです。
ジャパネットタカタの高田社長の営業トークのテクニックには、「キーワードを際立たせる間」だけでなく、「トーンをかえることによるメリハリ」も含まれているのです。

人に何かを伝える場合。ただ伝えたのでは意味がありません。相手が伝えられたことを受け止めて、何かアクションを起こすということが「伝わる」といいうことです。
例えば営業トークなら、商品の事を伝えてお客様がその商品を購入することで、初めて「つたわる」ということになります。
高田社長の声がいかに「伝わる声」なのか、とてもよく分かりますね!

 

 

 

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