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声が小さくて店員さんに気付いてもらえない。声のお悩み解消トレーニング法(発声練習編)

 
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Shuri Miyasaka
アナウンサー歴20年以上。東京・関東を中心に「稼ぐ話術」のコンサルタントとして、自己紹介やコミュニケーションに関するセミナーを開催しています。 趣味は韓国ドラマを観る事。韓国ドラマを観すぎて今では韓国語で値切り交渉も可能なレベルに。
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いつもありがとうございます。
小学生の頃から電車通学でしたが、話し声や笑い声が大きすぎて電車内中に響きわたっていると毎度友人からクレームがきていた宮坂珠理です。
今日は、「声が小さくて悩んでいる」というご相談をいただきましたので、お悩みを解決するトレーニング法についてお話します♪

 

声の基本はまず、呼吸法から!

声の大きさは生まれつきのもので、一生良くならないなんて思っていませんか?ご安心ください!
実は声も筋トレと同じ。鍛えれば大きく、そして聞き取りやすくなります!!
声を出すときに使われるのは声帯ですが、その声帯を振動させて声を出すためには「吐く息」が必要です。その「吐く息」にパワーがあるかないかで声の大きさは決まってしまいます。
その吐く息のパワー=声の圧力を高めるには「呼吸法」のトレーニングが効果的です。

声の圧力を高める「腹式呼吸」

人間は2通りの呼吸法を無意識に取り入れながら生活しています。普段会話をしている時や、運動をしている時などは「胸式呼吸」と呼ばれる、胸を使った呼吸法です。一方で、横になって寝ている時は無意識のうちに「腹式呼吸」と呼ばれるお腹を使った呼吸法で息をしています。
胸式呼吸をしているときと、腹式呼吸をしているときの見分け方は簡単です。
①胸式呼吸をしているときは、両肩が上下している
②腹式呼吸をしているときはお腹が上下している
このように見分けることができます。アナウンサーが原稿を読むときや、リポートをしたり、人前で話をするときは、この「腹式呼吸」を使って発声しています。
なぜなら、腹式呼吸を使って話すと、声に圧力が生まれるほか、声を長く出すことができるからです。
アナウンサーがニュースやナレーション原稿を読むとき、文章の切れ目がなくて息継ぎができないときでも、腹式呼吸をつかった発声だと、途切れることなく読むことができるのです。

腹式呼吸の練習方法

腹式呼吸のやり方を説明します。
①まず、図の右側の女性のように、口から息をはぁーっと全部吐ききってください。
(その時、おなかに入っていた空気を全部出しきってぺちゃんこになるようなイメージで)
②すべて吐ききったら、鼻から息を吸います。
③ずーっと吸っていき、おなかの中にある風船を膨らませるようなイメージで空気を吸っていきます。(実際に空気が入っているのは肺ですが、肺を支えている横隔膜を下に押し下げるように空気を取り込むことで、おなかが膨らんでいるように見えます)
④①~③を繰り返す

腹式呼吸を練習するとき、できれば立った姿勢よりも、床に寝転んだ姿勢のほうがはじめは分かりやすいです。会社などで床に寝転べない場合は、椅子に浅く腰掛け、そのまま背もたれによりかかり、身体を斜めにした状態で練習するのもおすすめです。(身体を少しでも寝かせることで、息をするときに肩が上がりにくくなり、自然と腹式呼吸になります)
是非お試しください。

腹式呼吸からの発声練習法

腹式呼吸のコツがつかめたら、今度はその呼吸に合わせて声を出していきます。先ほどの図の右側の女性のように、息を吐くタイミングで吐きながら「あー」と言ってみましょう。
①まずは息をすべて吐き出して
②吐ききったら鼻から息を吸い、おなかの風船に貯めていきます。
③たまったところで「あー」と言いながら息を吐き出していきます。
この時、「あー」という声のボールを向かい側の壁(部屋の一番遠い壁)に投げて当てるようなイメージで出していきます。最初は短くても大丈夫です。練習を重ねていくうちに、5秒の「あー」が10秒になり、15秒、20秒と長く出せるようになります。
現役のアナウンサーだと1分ぐらい出せる方もいますが、大人で20秒~25秒ぐらい出せればOKです。
腹式呼吸を使った発声法はかなりの音量で声がでますので、練習する場合はカラオケボックスなどあまり音が気にならない場所がいいかもしれませんね。ちなみに私は現役時代、毎朝出社前に広瀬川のほとりで叫んでいました(笑)。

いかがでしたでしょうか?こうしたトレーニングを日々行うことで、声の圧力が生まれ、ハリのある「よく通る声」が出せるようになります。
「よく通る声」のトレーニング法はこのほかにも顔や舌のトレーニング、滑舌をよくする発音練習など様々ありますので、それはまた次の機会にお伝えしますね!

 

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